車の下取りで少なくとも損をしないためには、まずディーラーの下取り査定の基準、その価格の決め方について知っておく必要があります。

その時期のその車の需要度や販売ルートなどによって査定額が大きく異なる中古車買取業者の買取査定とは異なり、実はディーラーによる下取り査定は同じ計算式に則って査定額が算出されるため、一律とまではいかないまでもそこまで大きな差が出ることはありません。

どのディーラーも「一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)」に加盟しており、この協会が発行する「中古車査定基準」をベースとして車を査定していきます。

基本となる査定計算式は、
「基本価格+加点-減点=査定額」
という計算式です。

ここで言う「加点」とは「人気車種」や「人気色」、「純正のオプションパーツ」、「減点」とは「傷や凹み」や「臭いや汚れ」、「過走行」等など。

これらの査定額への影響度もある程度「中古車査定基準」に明示されているため、各ディーラーで多少それぞれ独自の基準があるとしても大抵類似した査定額に落ち着くわけです。

例えば基本価格が50万円の中古車を下取り査定してもらう場合。

外装に傷が見られない(+40点)ものの内張りにタバコの焦げ跡があり(-50点)スペアタイヤを紛失している(-82点)車であれば、10点あたり1万円計算(全てJAAIの中古車査定基準による)なので、
「50万+4万-5万-8.2万円=40万8000円」
となるわけです。

このことから、下取り査定をできるだけ高額にするには、加点対象を増やし減点対象をできるだけ少なくすることが基本となることが分かりますね。